Works

My Role Graphic Design / Logo / Sign
Date 2026.06

現職で担当した、背中合わせに建つ2棟の1棟貸しオフィスを同時に展開するプロジェクトです。本案件では、初めて館内サインを含むサイン計画全般を担当しました。
ガラス張りの美しい建築と、そこへ強く差し込む光という物件そのものの特徴から、デザインの軸としたのは「光」。まず、そのコンセプトを建物の象徴となるロゴへ落とし込みました。
ロゴでは、光の屈折や差し込む光、そこから伸びる影をモチーフに、「A」や「C」のラインが徐々に広がっていくようなフォルムを設計。また、縦と横のラインに太さの差をつけることで、2棟それぞれに差し込む光の量や強さの違いを表現しています。表通りに面する棟には強く差し込む光、裏通りに面する棟にはやわらかく穏やかな光という、それぞれの建築環境の違いを一つのデザインルールへ落とし込みました。
館内サインも、このロゴの造形や「光」の考え方を起点に一貫して設計。企画営業部からの「美術館のような空間にしたい」という要望を踏まえ、ピクトグラムは余計な要素を抑えたラインを中心に構成し、空間に自然に馴染むミニマルなデザインとしました。
インフォメーションボードでは、情報の視認性だけでなく、サインそのものが空間を構成するプロダクトとして成立することを意識。ボード自体に折り曲げ加工を施すことで立体感を持たせ、ホテルのクリーンさと美術館のような静かな造形美を併せ持つ案内板を目指しました。

Credit:株式会社リアルゲイト(現職)